2023年度上期安全大会を5月18日に本社2階で開催しました。舟田幸太郎社長は「コンサルタント会社としては珍しく年に2回開催しています。これは常に『当たり前のことをしっかりとやろう』という意識をあらたにするためです。当社も50周年を迎え、これから100年に向かっていくために、安全と社員の健康第一で取り組んでいきます」との決意を語りました。

また、「当社では最近は重大な事故は発生していませんが、20年前の2003年には大切な仲間を失っています。当時私も一緒に橋梁点検作業をしていましたが、写真の取り忘れがあり、1人で現場に向かい事故に遭った。2人で作業するという基本を怠ったことが命に関わる事故になりました。皆さんもどれほど忙しくても1人では作業しない、ということを絶対に守ってほしい」と、自らの経験を基に訴えました。

引き続き、AIG損害保険（株）の須藤様より「ヒューマンエラー」をテーマに講話いただいいたほか、霜出安全衛生委員長が22年度の活動報告と23年度活動計画を発表。安全衛生活動報告を行いました。活動計画ではゼロ災害の達成などの基本方針を基に、交通安全行動と安全具の点検、安全管理マニュアルの更新などを行っていくことを決めました。

大会の最後では、社員を代表して設計部の中里亮介さんが「今一度新たな決意と行動を持って、無事故・無災害の実現と送り出し教育、危険予知活動の実施、相互指摘の風土の構築などを進めていきます」と決意表明しました。