2023年度第1回ＡＣＳグループ研修会を4月21日、本社２Ｆ協創ラウンジで開催しました。昨年度までの『全社研修会』を今年度から『ＡＣＳグループ研修会』に改称し、グループ全体として理念や経営計画のベクトルを合わせて新年度に臨む場としました。創業50周年に向けて進めてきた長期ビジョン2016～2023の達成状況を検証するとともに、新たに作成するＡＣＳグループ長期計画の取り組み方針を確認。続けてエーティックの2023年度経営計画と各部ごとの事業計画などを発表しました。

　研修会の冒頭、舟田社長は、今年創業50周年を迎え、次の50年に向けて第二の創業であることを強調した上で①今後の事業環境②どこに向かって何をする？③事業のプライオリティ（優先順位・判断基準）―の3点を大きな柱として話を展開しました。

　事業環境については、公共事業などが安定的に推移する一方で、建設産業の人手不足が深刻化している現状を踏まえ「我々コンサルの存在意義、使命はますます増えてきます」と述べました。そして「顧客の評判、評価はここ数年、安定的に推移しています。今後も顧客の期待に応えるため体制整備、組織強化、人材確保・育成に経営資源の大部分を注ぎます」と強調しました。

　「どこに向かって何をする？」では、全社的な視点での人員配置、共に育つ喜びを感じられる取り組み、コミュニケーションが円滑になる取り組みなどを増やし、社員にとって成長が実感できる会社へと進めていくとしました。

事業のプライオリティでは、「その施策や判断が、信頼、喜び、安心・安全、誇り、期待、利益などに寄与するか、を1人1人が考えること。なぜそのような決断をしたのかを皆でコミュニケーションを取りながら共通認識を持つことが重要です」と呼び掛けました。